フォード

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フォード ニュークレオン(1958 アメリカ)

フォードが考案した原子力駆動のコンセプトカー。車体後部に円形の小型原子炉を備え、8,000km以上を燃料補給なしに走行できる。また、原子炉の動力モジュールの取替も簡単に出来るように設計されていた。製造はされず、モックアップのみが製作されるにとどまった。
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フォード カプリ(1969-74 イギリス・ドイツ)

米国でのマスタング成功の再現を欧州で狙い、英独フォードで共同開発したモデル。数種のエンジンに豊富なオプションの組み合わせもマスタングに倣う。エンジンは1.3~1.7LのV4、2.0と2.3LのV6 OHVが用意。71年に追加されたRS2600はETCでBMW 3.0CSLと戦った。
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フォード シエラ XR8(1984-88 南アフリカ)

南アフリカ国内のグループ1ツーリングカーレースで、M1用のエンジンを搭載したBMW 745i SAなどに対抗するために生まれたホモロゲーションモデル。欧州向けのスポーツモデルであるシエラXR4iは南アフリカでは用意されておらず、代わりに独自のスポーツグレードを設定。エンジンはフォード マスタング用の強力な5.0L V8 OHVを搭載。これに4バレルのホーリーキャブレターを組み合わせて218馬力、38.1kgmを発生。パワーアップにあわせてフロントにはAPレーシング製の4ポットキャリパーを備え、トランスミッション等も強化。最高速度は231km/h、0-100km/hは6.95秒を誇る。クラス1ホモロゲーションに必要な生産台数は200台となっていたが、最終的にはプロトタイプを含めて252台が生産された。
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