イギリス

ヒルマン

ヒルマン インプ(1963-1976 イギリス)

BMCミニに対抗して開発されたリアエンジンの小型車。コベントリークライマックスの流れを汲む875ccのオールアルミエンジンは、低重心を狙い45°傾けて搭載。また、四輪独立懸架や4段フルシンクロの変速機を備えるなど、前衛的なメカニズ...
ティレル

ティレル P34 フォード(1976-77)

デレック・ガードナーによって生み出された6輪F1マシン。その狙いは前輪小径化による空気抵抗の低下と、高いグリップレベルの両立。76年のスウェーデンGPでは1・2フィニッシュを飾るなど戦闘力を見せる。名うてのドライバーにより美しい6輪ドリフトを見せた。
TVR

TVR サーブラウ(1996-2006 イギリス)

ギリシア神話の怪獣「ケルベロス」が名前の由来。TVRとしては大柄な2+2のクーペだが、鋼管スペースフレームとFRPボディの構成で車重は1100kg程度に抑えられた。エンジンは自製4.2L V8 360馬力が用意され、後に4.5Lや直6 4.0Lも追加される。
オースチン

オースチン セブン(1922-39 イギリス)

簡素だが手ごろで廉価な"サイクルカー"に対抗できる実用的な小型車としてハーバート・オースチンの主導で開発。セブンの名称はイギリスの課税馬力である7馬力に由来する。累計生産台数は29万台で、戦前の英国で最も多く生産された小型車となった。
MG

オースチン ヒーレー スプライトMk.2/MG ミジェット Mk.1(1961-64 イギリス)

スプライトは平凡なスタイリングに衣替えしてMk.2となる。カニ目の持つ個性は失われたが、ボディにはトランクリッドを設けるなど実用性が向上。当初は948ccだったが、62年に1.1L 56馬力に進化しギアボックスもシンクロが強化された。
ジャガー

ジャガー Eタイプ “ライトウェイト”(イギリス)

モータースポーツでフェラーリ250GTOに対抗するために産み出されたモデル。見た目はEタイプそのものだが、ボディやエンジンがアルミニウム製に置換された軽量モデルで車重は920kgに抑えられた。XK型3.8L 直6 DOHCは300馬力以上を発生した。
ブロードスピード

ブロードスピード ジャガーXJ12C(イギリス)

ブリティッシュレイランド傘下となったジャガーは1976~77年のETCに本格参戦。ブロードスピードが製作したXJ12Cはデレック・ベルらの手によりBMW 3.0CSLと真っ向勝負。大柄マシンは速さと華やかさはあったが、完走が難しく成績はいまひとつだった。
ブロードスピード

ブロードスピード GT 2+2(1966-68 イギリス)

ラルフ・ブロードにより設立されたチューニングメーカーがブロードスピード。彼らはミニの後半セクションをFRP製のファストバックスタイルに変更し、エンジンチューンを施した。1275ccのクーパーSエンジン搭載モデルの最高速は180km/hに達した。
オースチン

オースチン ミニ クーパーS Sr.1(1963-67 イギリス)

F1コンストラクターのクーパーが手掛けた高性能モデルがミニ クーパー。ここから更に排気量を拡大し1071cc 70馬力を与えられたのがクーパーS。64年には1275ccに排気量を拡大。また、1リッタークラス向けの970ccモデルも設定された。
ポルシェ

ランザンテ ポルシェ 930 TAGターボ(2019)

かつてマクラーレンが製作したF1エンジンテスト用の930ターボ。これをレースコンストラクターのランザンテが現代に蘇らせる。930ターボにマクラーレンMP4/2の1.5L TAG-ポルシェV6ターボを、ロードユースに合わせて510馬力にデチューンし搭載する。
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