世界の自動車カタログ

シボレー

シボレー サイテーション(1980-85 アメリカ)

GMが史上最大級の投資を行い"Xカー"と呼ばれる小型車プラットフォームを刷新。GMとして初のエンジン横置きFWDを採用。シボレー版はサイテーションの名を与えられた。当初爆発的な販売台数を記録するも車両欠陥が表面化し短命に終わってしまった。
フィアット

フィアット X1/9(1972-89 イタリア)

フィアット X1/9(1972-89 イタリア) 128のエンジン駆動系を利用し、安価に仕立てた小型ミドシップスポーツ。パッケージに優れ、ゴルフバッグが入るリアの荷室に加え、フロントにも荷物が積めた。当初は1.3Lのみで、78年にリトモ用1.5Lが追加。82年よりベルトーネブランドでの販売となった。#車小噺
フィアット

フィアット 128(1969-85 イタリア)

開発コードX1/1として開発された、フィアットの新世代小型車。アウトビアンキ プリムラで実績を積んだジアコーサ式エンジン横置きFWDを採用。広大な室内と荷室を確保し、4輪ストラットの足回りで走りも優れる。スポーツグレードの"ラリー"も用意された。
アウトビアンキ

アウトビアンキ プリムラ(1964-70 イタリア)

フィアットのエンジニア、ダンテ・ジアコーサ設計のエンジン横置きFWDを初採用したモデル。フィアットで投入前に、リスク回避のための先行モデルとして子会社アウトビアンキで発売。ジアコーサ式FFは現在に至るまで世界のスタンダードとなった。
オースチン

オースチン セブン850/モーリス ミニ・マイナー850(1959-67 イギリス)

アレック・イシゴニス設計の革新的な小型車。イシゴニス式エンジン横置きレイアウトの採用、ボディの四隅に10インチの小径タイヤを配置し、3m少しのボディサイズに広い室内を実現していた。67年からマークⅡに進化。
BMW

BMW ミニ(2001-2006 ドイツ)

BMWはローバーを傘下に収め、ミニに関する権利を手に入れる。これによりBMWが新たに"ミニ"ブランドを立ち上げ、かつてのミニをモチーフに開発された車が新生ミニ。直4 1.6Lを搭載し、スポーツグレードのクーパーSはスーパーチャージャー装備で163馬力を発生した。
その他

FMR-メッサーシュミット KR200(1955-64 ドイツ)

敗戦により航空機の製造を禁止されたメッサーシュミット。そんな中、自動車製造に活路を見出すべく販売されたキャビン・スクーターがKR200。191ccの空冷単気筒エンジンを搭載。4段ギアにリバースは無く、バック時はエンジンを逆回転させる。
アルファロメオ

アルファロメオ ティーポ33/2ストラダーレ(1967-71 イタリア)

レーシングカー、ティーポ33/2をベースに少数が生産されたロードゴーイングバージョン。デザインはフランコ・スカリオーネで、史上最も美しい車の1つとされる。2.0L V8 DOHCは230馬力を発生し、レースカー譲りの高性能だった。
ルノー

ルノー シエテ(1974-84 スペイン)

ルノー5のノッチバック版であり、スペイン向けのオリジナルモデル。シエテはスペイン語で"7"の意味。5のホイールベースを延長して4ドア化し、トランクを追加。エンジンは大きめの1037cc 50馬力のものを搭載していた。5よりもバンパーが小さいのが特徴。
ルノー

ルノー 5(1972-85 フランス)

4(キャトル)の機構をベースに樹脂部品の採用などモダンなスタイリングを与えられたのが5(サンク)。石油ショックも追い風となり、フランスのみならず世界中で大ヒット。スポーツモデルとしてアルピーヌも用意され、ゴルフGTIに対抗すべくターボも設定された。
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