959廉価版として開発された車
80年代中盤、ポルシェが964型911の開発と並行して、911ターボの代替車種として開発していたのが965。廉価版959として構想され、よく似た外装や4輪駆動を採用。エンジンは365馬力程の実力を目指して、水冷ボクサー6ターボやアウディV8が検討された。1987年の米国株式市場暴落の影響で廃案。しかし、ここで開発された4輪駆動技術は911カレラ4(写真右下)に生かされた。
現存する唯一のテストミュール
こちらは現在ポルシェミュージアムに所蔵されている、V8エンジンを搭載したテストミュール。ポルシェ965は16台の試作モデルが作られたが、現存するのはこれ1台となっている。
画像ギャラリー
コメント