フォード エスコート RS1600(1971-74 イギリス)

フォード(欧州)

エスコートツインカムの後継機。国際ラリーに参戦するためにGr.2ホモロゲーションモデルとして設定、”RS”は”ラリースポーツ”を意味する。エンジンはロータスツインカムの代わりに、Gr.5やフォーミュラ2にも使用されたコスワースBDA(ベルトドライブタイプA)を搭載、122馬力を発生。

ラリー仕様のコスワースBDAは240馬力程度と、他陣営の追随を許さぬほどの圧倒的パワーを持ち、国際ラリーで大活躍。特にイギリスのRACラリーでは、エスコートRS1600が1972年から4年連続優勝を成し遂げ、1973年から始まったWRC黎明期では最強マシンとして君臨した。

エスコートRS1600は1970年にFIAのGr.2ホモロゲーションを取得

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