クヴァーレ マングスタ(1999-2004 イタリア)

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アレッサンドロ・デトマソが関与した新生マングスタ

アレッサンドロ・デトマソはTVRに触発され、新しいFRスポーツとしてビグアというモデルの開発を進めていたが、これを量産するための資金力が無かった。そこで、デトマソと関係が深かったケル・クヴァーレと協力。この車には往年の名車であるマングスタの名称が与えられ、クヴァーレ・モデナ社より発売される運びとなった。新生マングスタはフォード製4.6L V8をフロントミドに搭載し320馬力を発生。スタイリングはアレッサンドロ・デトマソが気に入っていたマルチェロ・ガンディーニの手による。ロトトップと呼ばれるルーフ構造は可動式のロールバーを備え、クーペボディからタルガトップ、フルオープンまで楽しむことが出来た。生産台数は300台弱。アレッサンドロ・デトマソは2003年にこの世を去ったため、クヴァーレ マングスタは彼が関与した最後の量産車となった。

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