わずか1台のみが製作されたエレガントなA8クーペ
オールアルミモノコックボディが話題となった初代アウディ A8(D2)では、クーペバージョンが検討されており、1台だけがアウディとIVMオートモーティブの協力のもと製作された。Bピラーが無くなり、ルーフも低くなだらかになっていたため、特にサイドビューは非常にエレガントなものとなった。エンジンは300馬力の4.2L V8エンジンを搭載し、5速のティプトロニックトランスミッションと四輪駆動が組み合わされた。この車は1997年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされ、メディアや観客から非常に高い評価を受けた。しかし、販売不振だったBMW 8シリーズの二の舞になる事が懸念され、市販には至らなかった。
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