ダッジ ネオン ACR(1994-1998 アメリカ)

クライスラー

日本製コンパクトカーに対抗して登場したダッジ ネオンであったが、そんなネオンにはクラブマンレース用のグレードが用意されていた。ACR(アメリカンクラブレーサー)と呼ばれたレース向けグレードは当初4ドアモデルのみに設定され、SCCA(スポーツカークラブオブアメリカ)の会員のみに販売された。ACRには強化されたスタビライザーとサスペンション、4輪ディスクブレーキ、ローギアードなファイナルギアが装備。軽量化のためにABSは撤去され、エアコンとオーディオは非装着とすることもできた。4ドアセダンは2.0L 132馬力のエンジンを搭載し、のちに追加された2ドアクーペモデルではツインカム化された150馬力のエンジンが組み合わされた。このACRは1995~97年のSCCAのショールームストック クラスCで3年連続王者に輝くなど、素性の良さを生かして非凡な速さを見せつけた。ネオンACRにはプリムス版も存在した。

タイトルとURLをコピーしました