2代目ネオンに用意されたホットモデルがSRT-4。クライスラーの高性能車部門であるPVO(パフォーマンス・ビークル・オペレーション)により開発された。エンジンは2.4L 直4 DOHCにTD04タービンを組み合わせ215馬力、33.9kg-mを発生。トランスミッションは5速マニュアルを採用し、0-60mphは5.6秒、0-400mは14.2秒を誇る。足回りはトキコ製ダンパーとハイバネレートのスプリング、より太いスタビライザーにより締め上げられ、タイヤは17インチのミシュランパイロットスポーツを採用。FFながら優れたハンドリング性能を実現した。外装も大型リアスポイラーを採用するなど、動力性能に見合ったものとなっていた。2年目のマイナーチェンジでは出力が230馬力へ向上、クワイフ製のLSDも装備されるなどその速さは更に磨かれた。03年の販売価格は19,950ドルと性能に対して非常に安価で、若者を中心に人気モデルとなる。3年のモデルライフで2.5万台以上が生産された。
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