プジョー 406クーペ 2.2HDi(2001-04 フランス)

プジョー

ピニンファリーナのダヴィデ・アルカンジェーリによる流麗なデザインが与えられた406クーペは、デビュー当時「世界一美しいクーペ」とも呼ばれた。この車には当初、3.0L V6および2.0L 直4のガソリンエンジンが搭載されていた。しかし2001年、プジョーは406クーペにディーゼルエンジン搭載モデルを設定。スポーツクーペにディーゼルを組み合わせるのは当時としては珍しい試みだった。2.2Lの直4ターボディーゼルエンジンはHDiと呼ばれるもので、高圧のコモンレールインジェクターを組み合わせて136馬力、32.1kg-mを発生。これに6速マニュアルを組み合わせ、その太いトルクを生かして最高速度は210km/hとガソリンエンジン並みの性能を誇った。また、初年度モデルのみフロントブレーキにブレンボキャリパーを備えていた。

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