ランチア フルビア クーペ コンセプト(2003 イタリア)

ランチア

かつてのフルビア クーペは前輪駆動ながらも高いハンドリング性能でラリーでも活躍したモデルであった。そんなフルビア クーペを現代に蘇らせるべく生み出されたのがこのコンセプトモデル。フィアット・バルケッタをベースとし、これにフラビオ・マンツォーニ監修のもと、ランチアのチェントロスティーレでデザインされたボディを組み合わせた。それは古き良きフルビア クーペの特徴をよく捉えており、小柄なクーペボディは高級さと軽快さを双方兼ね備えた秀逸な出来栄えだった。パワートレーンはバルケッタそのもので、140馬力の1.7Lエンジンを搭載し5速マニュアルを組み合わせた。アルミ製外皮のボディにより、車重が990kgに抑えられていたことも特徴だった。

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