フィアット500をベースに、チェントロスティーレとザガートが協力して開発したコンセプトカーは、2011年のジュネーブショーでお披露目された。ポップイエローの塗色のボディは、ザガートらしいダブルバブルルーフを持つクーペスタイルが与えられていた。足元には大径17インチのクロームシャドウホイールを採用し、見た目の印象を引き締めた。エンジンは875ccの2気筒ターボであるツインエアを搭載し、105馬力、155Nmの出力を発生。低燃費と高出力を実現していた。完成度の高さから量産も噂されたが、コンセプトカーが製作されたのみであった。

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