日産 プレーリー(1988-98 日本)

日産

1988年9月にフルモデルチェンジを実施。初代の最大の特徴であった「センターピラーレス構造」を廃止し、一般的なセンターピラー(Bピラー)を持つボディ構造へと変更された。これは、初代で課題となったボディ剛性の確保と、衝突安全性能の向上を目的としたものである。

パワーユニットは、当初2.0L 直列4気筒SOHCの「CA20S」型を搭載。最高出力は91馬力、最大トルクは15.0kgmを発生した。1990年のマイナーチェンジでは、2.0L 直列4気筒DOHCの「SR20DE」型(140馬力)へと換装され、動力性能が大幅に強化された。駆動方式はFFのほか、ベベルギア式センターデフにビスカスカップリングを組み合わせたフルタイム4WD「アテーサ」を設定。トランスミッションは5速MTまたは4速ATが組み合わされた。

外装デザインは初代の直線基調から一転し、丸みを帯びた近代的なフォルムへと進化した。後席ドアは引き続き両側スライドドアを採用し、3列シートのパッケージングを継承している。1995年には、ビックマイナーチェンジを実施。フロントマスクは全く異なるデザインに置き換えられ、リアオーバーハングを延長し、よりミニバンとしての機能を高めた「プレーリー ジョイ」へと発展。初代が提示したコンセプトを、より実用的かつ堅牢な設計で具現化したモデルである。

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