オースチン ヒーレー スプライトMk.2/MG ミジェット Mk.1(1961-64 イギリス)

MG

スプライトは平凡なスタイリングに衣替えしてMk.2となる。カニ目の持つ個性は失われたが、ボディにはトランクリッドを設けるなど実用性が向上。当初は948ccだったが、62年に1.1L 56馬力に進化しギアボックスもシンクロが強化された。

MGミジェットはスプライトMk.2から1か月遅れでデビューした兄弟車。スプライトの高級版という立ち位置で、フロントグリル、エンブレム、モール等が異なっており、少し豪華になっていた。これらのモデルは、2つの名前を組み合わせた造語”スプリジェット”と呼ばれる。

ちなみに、オースチンヒーレースプライトMk.1からMk.2への進化では、外装が大きく違うため全く新しい車のように見えるのですが、実は基本的な機構は継承されています。ボディ周りもフードとトランク部分は大きく異なるけれど、それ以外は共通。サイドビューを比較すると、それが良くわかります。

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