BMWがE30型3シリーズクーペをベースとし、Gr.Aカテゴリー向けに開発したホモロゲーションモデル。搭載されるエンジンはS14型と呼ばれる鋳鉄ブロックの2.3L 直列4気筒 DOHCで200馬力を発生。このエンジンはM1、M635などに搭載されていた名機M88型の3.5L 直列6気筒に由来するもので、これから2気筒を切り落とした成り立ちを持つ。外装はブリスターフェンダーを与えられたほか、空力を重視しCピラー角度とトランク高さを変更し大きなウイングを装着した。硬派なモデルではあるが、カブリオレも設定されていた。M3は当初の目論見通り、ツーリングカーレースからラリーまで幅広く活躍した。
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