ボルボ GTZ(1969 スウェーデン)

ボルボ

1969年のトリノモーターショーで披露されたボルボのコンセプトモデル。イタリアのボルボ輸入業者であるモタウトがザガートに製作を依頼したもので、そのデザインはエルコーレ・スパーダによる。ベースはボルボの中型車である140シリーズとなっており、若干チューンアップされた140用の直4 2.0Lを搭載していた。モタウトはこれをP1800の後継モデルとして投入すべくボルボに働きかける意図を持っていた。結局、ボルボ首脳の反応は芳しくは無かったが、モタウトはこれに続くモデルとして、より大型でハイパワーのGTZ 3000の製作を再度ザガートに依頼した。

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