1984年のバーミンガムモーターショーで披露されたロータスのコンセプトモデルは、エスプリの後継車として構想された2シータースポーツ。イタルデザインのジウジアーロによるデザインのボディを持ち、タイプ909と呼ばれた4.0L V8エンジン(330馬力)の搭載を想定。のちのF1マシンにも搭載されたアクティブサスペンションを、この車にも採用する構想だった。しかし、コーリン・チャップマン亡き後の混乱の最中、財政難もあり市販化は実現されず。この個体は当初モックアップだったが、のちに走行が可能なように改良された。
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