プロトンは1980年代より三菱車を現地生産し、自社ブランドで販売していた。サトリアもその流れを汲んでおり、これは4代目ミラージュをベースとしたモデルだった。また、プロトンは1996年にロータスを買収し、そのノウハウを自社のモデルに順次取り入れていく。サトリア GTiは、このような背景の中で、ロータスと共同開発されたスポーツハッチであった。エンジンは1.8L 直4 DOHC 16バルブの三菱製4G93を搭載し、140馬力を発生した。シャシーやサスペンションはロータスのチューニングを受け、リアには「HANDLING BY LOTUS」のエンブレムが誇らしげに掲げられていた。外装はエアロパーツで武装されており、特にリベット打ちのオーバーフェンダーが目を引く。ホイールは大径の6スポーク16インチを装着していた。サトリア GTiはイギリスやオーストラリアでも販売され、それぞれの地域で今でも根強い人気を誇るモデルである。

CAミラージュとサトリアGTiの比較。こう比べてみると、サトリアは明らかにミラージュながら、16インチホイールとリベット打ちオバフェンの影響でずいぶんとワイルドに見える。ただし、MIVECまでは与えられなかったので、動力性能はイマイチだったよう。足回りはロータスチューンなので、4代目ミラージュ進化版のハンドリング・バイ・ロータスということもできるかもしれない。

画像ギャラリー





