GV

トヨタ

トヨタ セリカXX(1981-86)

セリカの6気筒ロングホイールベース版は2代目に進化。直線的なデザインにリトラクタブル式ヘッドライトを組み合わせる。エンジンはソアラから流用したツインカム2.8L、170馬力を採用。2.0Lモデルも用意され、後にターボ版やツインカムモデルも追加された。
アルピーヌ

アルピーヌ A310 V6(1977-85 フランス)

A310はモアパワーの要望に応え、PRVの2.7L V6 150馬力を搭載する。81年にはバンパー等意匠を変更し、足回りやホイールを5ターボ用のものに換えた。また、Gr.4向けのボディキットを備えたパックGTも用意され、GTブローニュでは2.9L 193馬力を搭載。
アルピーヌ

アルピーヌ A310(1971-76 フランス)

A110の後継車として開発され、より大きくより豪華になったスポーツカー。鋼管バックボーンフレームを持ち、ボディはアルピーヌ伝統のFRP製。リアに搭載されるエンジンはA110と同様の直4ヘミヘッドOHV 1.6L、127馬力。77年よりV6エンジンが搭載された。
スバル

スバル 360 ヤングSS(1968-69)

スバル360のモデルライフ末期に追加されたスポーツバージョン。カバー付きヘッドランプや中央がくぼんだルーフが特徴で、タコメーターや専用ステアリングも装備。エンジンは高圧縮比と2基のSUキャブにより36馬力を発生。最高速度は120km/hだった。
プジョー

プジョー 106ラリー(フランス)

106に用意されたアマチュアラリー向けのスポーツモデル。高回転型の1.3Lエンジンは100馬力を発生。快適装備を省かれ、825kgと軽く仕立てたボディを活発に走らせた。白く塗られたミシュラン製スチールホイールも特徴。後期モデルは1.6L 118馬力となる。
トヨタ

トヨタ パブリカ(1961-69)

通産省の「国民車構想」に基づき開発された小型乗用車。虚飾を廃したボディは車重580kgに抑えられ、700cc 28馬力のエンジンで軽快に走った。66年には800ccに排気量拡大。質素な車は市場へのアピールに乏しく、その反省はカローラで生かされることとになった。
ポルシェ

ポルシェ 911ターボ プロトタイプ(1973 ドイツ)

911ターボの開発モデルは1973年のパリモーターショーに登場。外装部品はカレラRS3.0のものを多く共用していた。実はエンジンは木製モックアップ。この個体は後にオーストラリアに渡り、RSR用3.0Lを載せられ、しかも右ハンドルに改造され現存。
ポルシェ

ポルシェ 911 カレラRS 3.0(1974 ドイツ)

カレラRSは74年に大幅進化。エンジンを2994cc、230馬力に強化し、フェンダーを広げてより太いタイヤを履く。ドリルホールを開けたディスクと4ポットキャリパーを持つ917用ブレーキを採用。リアスポイラーもより大型化された。
ポルシェ

ポルシェ 911 カレラRS 2.7(1973 ドイツ)

最強モデルのカレラとレン・シュポルトを意味するRSを組み合わせた命名。FIAのGr.4ホモロゲーション獲得のために500台の生産を目標とした。911Sに対してエンジンを2.7Lに拡大。オイルクーラー取付用のフロントエアダムとダックテールが外観の特徴。
ホンダ

ホンダ ライフ ステップバン(1972-74)

ライフのプラットフォームを流用したコマーシャルバン。当時の軽自動車では異例だった背の高いボディにより居住スペースと荷室を両立。また、FFレイアウトを生かしフロア高を低く抑えていた。残念ながら販売は不調で、74年に生産を終了した。
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