GV

フィアット

フィアット バルケッタ(1995-2007 イタリア)

ユーノス ロードスターの影響を受けて誕生した、X1/9以来のフィアット製2座ライトウエイトスポーツ。シャシーや足回りをプントから流用しているが、ホイールベースは大幅に短縮され、軽快な運動性を実現。エンジンは1.8L 直4 DOHC 130馬力を搭載。
フェラーリ

フェラーリ 512BB(1976-84 イタリア)

365GT4/BBの進化モデル。エンジンは4952ccまで拡大され、"5リッター"と"12気筒"を意味する512へ名称変更。リアオーバーハングが40mm延長され、後輪前方にNACAダクトが設置された。エンジン出力は360馬力に落とされたが、扱いやすさは向上した。
ホンダ

ホンダ バラードスポーツ CR-X(1983-87)

3代目シビック/2代目バラードがベースのスポーティーカー、デビューはこちらが2ヵ月早かった。事実上2シーターのボディに組み合わされるのは直4 1.3Lと1.5L。84年にZC型1.6L DOHC 135馬力を搭載したSiが追加。85年にはヘッドライトが固定式に変更。
MG

オースチン ヒーレー スプライトMk.2/MG ミジェット Mk.1(1961-64 イギリス)

スプライトは平凡なスタイリングに衣替えしてMk.2となる。カニ目の持つ個性は失われたが、ボディにはトランクリッドを設けるなど実用性が向上。当初は948ccだったが、62年に1.1L 56馬力に進化しギアボックスもシンクロが強化された。
BMW

BMW 333i(南アフリカ)

左ハンドルしか用意されなかったE30 M3の代わりに、南アフリカに投入されたモデル。国内Gr.1レース用ホモロゲモデルとしてBMW SAがアルピナと共同で開発。エンジンは733i用3.2L 直6 197馬力を搭載。駆動系やブレーキにアルピナの部品が使用された。生産はわずか201台。
フェラーリ

フェラーリ ディーノ206 コンペティツィオーネ プロトティーポ(1967 イタリア)

スポーツプロトタイプのディーノ206Sをベースに、ピニンファリーナが手掛けたコンセプトモデルで、パオロ・マルティンによるデザイン。1967年のフランクフルトモーター ショーで発表。330P3などのレーシングプロトタイプに影響を受けており、速度計と走行距離計は備えず、代わりにリアウイングを奢るなど、美しくもストイックでレーシーな雰囲気の仕上がりとなっていた。
ランチア

ランチア デルタ S4 ストラダーレ(1985 イタリア)

WRCのGr.Bカテゴリーで勝つために生まれたミドエンジン4WDの200台限定ホモロゲモデル。直4 1.8L DOHCにターボとスーパーチャージャーのダブル過給で250馬力を発生。姿はデルタに似ているが、中身は鋼管スペースフレームにFRPカウルの構成。
アバルト

フィアット アバルト 695SS アセットコルサ(イタリア)

フィアット500のチューニングモデルがアバルト595/695。そのレース用モデルが695SSアセットコルサ。トレッドを拡大し10インチワイドタイヤを収めるためのオーバーフェンダーを備える。アバルト独自のヘミヘッドも用意された。
フェラーリ

フェラーリ 250GT SWB(1959-64 イタリア)

レース専用として250GTのホイールベースを2400mmに短縮したベルリネッタ。欧米の耐久レースで大活躍。61年からは市販モデルとなる。レース仕様はアルミボディで265/280馬力だが、市販モデルはスチールボディに225/245馬力とデチューンされていた。
ポルシェ

ポルシェ 911 スポーツクラシック(2023 ドイツ)

かつての空冷911をオマージュしたモデル。3.7Lの水平対向6気筒ツインターボは550馬力を発生、これに7段MTを組み合わせる。911ターボ用のワイドボディに、73カレラ風ダックテールスタイルの固定リアスポイラーも装備。足回りもターボ用がベースとなる。
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