GV

アバルト

フィアット アバルト 695SS アセットコルサ(イタリア)

フィアット500のチューニングモデルがアバルト595/695。そのレース用モデルが695SSアセットコルサ。トレッドを拡大し10インチワイドタイヤを収めるためのオーバーフェンダーを備える。アバルト独自のヘミヘッドも用意された。
フェラーリ

フェラーリ 250GT SWB(1959-64 イタリア)

レース専用として250GTのホイールベースを2400mmに短縮したベルリネッタ。欧米の耐久レースで大活躍。61年からは市販モデルとなる。レース仕様はアルミボディで265/280馬力だが、市販モデルはスチールボディに225/245馬力とデチューンされていた。
ポルシェ

ポルシェ 911 スポーツクラシック(2023 ドイツ)

かつての空冷911をオマージュしたモデル。3.7Lの水平対向6気筒ツインターボは550馬力を発生、これに7段MTを組み合わせる。911ターボ用のワイドボディに、73カレラ風ダックテールスタイルの固定リアスポイラーも装備。足回りもターボ用がベースとなる。
ジャガー

ジャガー Eタイプ “ライトウェイト”(イギリス)

モータースポーツでフェラーリ250GTOに対抗するために産み出されたモデル。見た目はEタイプそのものだが、ボディやエンジンがアルミニウム製に置換された軽量モデルで車重は920kgに抑えられた。XK型3.8L 直6 DOHCは300馬力以上を発生した。
ポルシェ

ポルシェ 934(1976-77 ドイツ)

930ターボをベースとした、Gr.4用レーシングモデル。3.0Lの930/75型エンジンはポルシェ初の水冷インタークーラーを装着し1.4bar過給で485馬力を発生。巨大なオーバーフェンダーやフロントスポイラーが特徴で、車重は1090kgまで軽量化された。
ポルシェ

ポルシェ 935/2 “ベイビー”(1977 ドイツ)

1977年当時のドイツ・レーシングカー・マスターズ(DRM)は4.0L以下のクラスであるディビジョン1ではポルシェ935が大量に投入されて、それ以外では勝てないような状態に陥っていた。そこでテレビ局がエンジン排気量2.0L以下のディヴィジョン2のみの放送の意向を示し、これに憤慨したポルシェは2.0L以下クラスに合致する1.4Lターボの935を産み出した。当時のターボ係数は1.4のため、それを乗じてちょうど2.0Lに収まるように排気量を抑えた1425ccのフラット6ターボを開発、370馬力以上を発生。車重はバラスト込みで730kgに抑えられた。空力を重視したフロントフードのフィンと、その後端に内蔵されたミラーも特徴となっている。小排気量故に、ポルシェ935/2はベイビーの愛称で呼ばれた。
アバルト

アバルト OT2000クーペ アメリカ(1966 イタリア)

フィアット850クーペをベースにアバルトがチューニングしたモデル。アバルト自製の2.0L 直4 DOHCは185馬力を発生。710kgの車重には十分以上に強力で、最高速度は245km/h。スペアタイヤをくわえた顔が特徴的。
ポルシェ

アウトベッカー ポルシェ959 スピードスター(ドイツ)

ドイツ人レーシングドライバーであるユルゲン・レッシグが所有する1987年製ポルシェ959は、アウトバーンを225km/hで走行中にアウディ80と衝突し、大破してしまった。アウトベッカー社は、この大破した959を買い取りレストアを試みた。横転によりルーフ部分が使用不可となっていたため、思い切ってオープンボディに架装し見事に蘇る。当初は911スピードスター用のフロントウィンドウが与えられたが、後にカブリオレ用に変更された。
プリムス

プリムス AAR クーダ(1970 アメリカ)

ダン・ガーニー率いるAAR(オールアメリカンレーサーズ)はSCCAトランザムレースにクーダで参戦。このためのホモロゲーションモデルがAARクーダ。ストラボストライプやサイドエキゾーストが特徴。340cidのV8は3連の2バレルキャブを備え290馬力を発生。
ブガッティ

ブガッティ EB112(1993 フランス)

90年代にかけて復活した新生ブガッティが開発した大柄な高級セダン。ファストバックスタイルのボディはジウジアーロによるデザイン。カーボンモノコックの車体に6.0L V12を搭載し460馬力を発生、4輪を駆動する。ブガッティの経営破綻により市販はされず。
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