GV

アルファロメオ

アルファロメオ ティーポ33/2ストラダーレ(1967-71 イタリア)

レーシングカー、ティーポ33/2をベースに少数が生産されたロードゴーイングバージョン。デザインはフランコ・スカリオーネで、史上最も美しい車の1つとされる。2.0L V8 DOHCは230馬力を発生し、レースカー譲りの高性能だった。
ルノー

ルノー シエテ(1974-84 スペイン)

ルノー5のノッチバック版であり、スペイン向けのオリジナルモデル。シエテはスペイン語で"7"の意味。5のホイールベースを延長して4ドア化し、トランクを追加。エンジンは大きめの1037cc 50馬力のものを搭載していた。5よりもバンパーが小さいのが特徴。
ルノー

ルノー 5(1972-85 フランス)

4(キャトル)の機構をベースに樹脂部品の採用などモダンなスタイリングを与えられたのが5(サンク)。石油ショックも追い風となり、フランスのみならず世界中で大ヒット。スポーツモデルとしてアルピーヌも用意され、ゴルフGTIに対抗すべくターボも設定された。
ランボルギーニ

ランボルギーニ カウンタックLP400(1973-78 イタリア)

ミウラの後継となるカウンタックは、71年にプロトタイプのLP500が公開され、73年に市販。縦置きされる3929ccのV12は385馬力を発生。ギアボックスは全長短縮のため室内側に配置。78年にオーバーフェンダーを備えたLP400Sへと改良された。
フォード

フォード シエラ XR8(1984-88 南アフリカ)

南アフリカ国内のグループ1ツーリングカーレースで、M1用のエンジンを搭載したBMW 745i SAなどに対抗するために生まれたホモロゲーションモデル。欧州向けのスポーツモデルであるシエラXR4iは南アフリカでは用意されておらず、代わりに独自のスポーツグレードを設定。エンジンはフォード マスタング用の強力な5.0L V8 OHVを搭載。これに4バレルのホーリーキャブレターを組み合わせて218馬力、38.1kgmを発生。パワーアップにあわせてフロントにはAPレーシング製の4ポットキャリパーを備え、トランスミッション等も強化。最高速度は231km/h、0-100km/hは6.95秒を誇る。クラス1ホモロゲーションに必要な生産台数は200台となっていたが、最終的にはプロトタイプを含めて252台が生産された。
BMW

BMW 745i SA(1984-87 南アフリカ)

本国仕様の745iは3.2Lの直6ターボ(後に3.4L)を搭載。しかし南アフリカ向け右ハンドルモデルには、ステアリングコラムと過給機が干渉するためこのユニットは使えなかった。代わりにM1用M88エンジンを搭載したのがこのモデル。この仕様の生産台数は209台。
アバルト

アバルトシムカ 2000(1963-65 イタリア)

シムカ1000セダンのシャシーを流用し、ホイールベースを110mm切り詰め、アバルト自製の2.0Lエンジンを搭載したモデル。1946ccのDOHCエンジンは、レース用で204馬力を発生。車重はわずか665kgで、最高速度は270km/hをマークした。
メルセデスベンツ

ボシャート B300-24C ビターボ(ドイツ)

往年の名車300SLへのオマージュをW124系300CEをベースに示した車。R129系SLのフロントマスクを与えられ、Cピラー形状も変更されより流麗に。ガルウイングが特徴だが、生産されたほとんどは通常ドアのタイプだった。ごく少数の生産にとどまった。
MG

MG メトロ 6R4(1985 イギリス)

WRCのGr.B用ウエポンとして投入された、メトロの姿をした怪物マシン。ウィリアムズのパトリック・ヘッドが設計に関与。オールアルミの3.0L V6 DOHCをミドシップ配置し4輪を駆動、エンジンはレスポンスを重視し自然吸気の大排気量に拘った。
シュコダ

シュコダ 130RS(1975 チェコスロバキア)

110Rクーペをベースにコンペティション専用として開発されたモデル。リアに搭載される1.3L 直4 OHVは140馬力以上にチューン。720kgの軽量ボディとRRのリアトラクションを生かしモータースポーツで大活躍。「東のポルシェ」の異名をとった。
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