イタリア

フェラーリ

フェラーリ ディーノ206 コンペティツィオーネ プロトティーポ(1967 イタリア)

スポーツプロトタイプのディーノ206Sをベースに、ピニンファリーナが手掛けたコンセプトモデルで、パオロ・マルティンによるデザイン。1967年のフランクフルトモーター ショーで発表。330P3などのレーシングプロトタイプに影響を受けており、速度計と走行距離計は備えず、代わりにリアウイングを奢るなど、美しくもストイックでレーシーな雰囲気の仕上がりとなっていた。
ランチア

ランチア デルタ S4 ストラダーレ(1985 イタリア)

WRCのGr.Bカテゴリーで勝つために生まれたミドエンジン4WDの200台限定ホモロゲモデル。直4 1.8L DOHCにターボとスーパーチャージャーのダブル過給で250馬力を発生。姿はデルタに似ているが、中身は鋼管スペースフレームにFRPカウルの構成。
アバルト

フィアット アバルト 695SS アセットコルサ(イタリア)

フィアット500のチューニングモデルがアバルト595/695。そのレース用モデルが695SSアセットコルサ。トレッドを拡大し10インチワイドタイヤを収めるためのオーバーフェンダーを備える。アバルト独自のヘミヘッドも用意された。
フェラーリ

フェラーリ 250GT SWB(1959-64 イタリア)

レース専用として250GTのホイールベースを2400mmに短縮したベルリネッタ。欧米の耐久レースで大活躍。61年からは市販モデルとなる。レース仕様はアルミボディで265/280馬力だが、市販モデルはスチールボディに225/245馬力とデチューンされていた。
アバルト

アバルト OT2000クーペ アメリカ(1966 イタリア)

フィアット850クーペをベースにアバルトがチューニングしたモデル。アバルト自製の2.0L 直4 DOHCは185馬力を発生。710kgの車重には十分以上に強力で、最高速度は245km/h。スペアタイヤをくわえた顔が特徴的。
フェラーリ

フェラーリ F50 GT(1996 イタリア)

フェラーリがBPRグローバルGTシリーズに投入すべく開発していた車両。車両製作はダラーラ。4.7L V12エンジンは750PS/10500rpmまでチューニングされ、外装も固定式ルーフへの変更やリアウイング装着等手を入れられている。結局実戦には投入されなかった。
アルファロメオ

アルファロメオ 1750GTAm(1967 イタリア)

1750GTVをベースに、アウトデルタが製作したレース用マシン。極太スリックタイヤと9Jのカンパニョーロ製ホイールを装着するため、大型のワイドフェンダーを装備。1.8Lのツインプラグエンジンは最終的に2.0Lまで拡大され240馬力程度を発生。
ランボルギーニ

ランボルギーニ イスレロ(1968-69 イタリア)

400GT 2+2の後継モデル。エンジンはその後のミウラP400などと基本的に同じ4.0L V12 DOHCで340馬力を発生。比較的おとなしいルックスと、リトラクタブル式ヘッドライトが特徴。生産期間は短く、後継モデルはエスパーダであった。
フェラーリ

フェラーリ F.Z.93(1993 イタリア)

フォーミュラザガートと呼ばれるコンセプトモデル。ベースはテスタロッサ。その名の通りF1をイメージした外装を与えられる。癖の強いデザインだが、ノーズ形状などは後のエンツォに影響を与えた。デビュー時は2色カラーだったが、後に赤一色に変更。
デトマソ

デトマソ マングスタ スパイダー(1966 イタリア)

1966年のジュネーブで披露されたマングスタのスパイダーモデルはカロッツェリアギアによる製作。メカニズムは標準モデルを踏襲。市販はされなかった。
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