ティレル ティレル P34 フォード(1976-77) デレック・ガードナーによって生み出された6輪F1マシン。その狙いは前輪小径化による空気抵抗の低下と、高いグリップレベルの両立。76年のスウェーデンGPでは1・2フィニッシュを飾るなど戦闘力を見せる。名うてのドライバーにより美しい6輪ドリフトを見せた。 2023.03.15 ティレル
プジョー プジョー 205ターボ16(1984-85 フランス) プジョー・タルボ・スポールが発案したGr.B用ウエポン。ミドに横置きされるエンジンは205GTI用1.6Lを1.8Lに拡大し16バルブ化、KKKターボで武装し200馬力を発生。5段MTはシトロエンSM用がベースで、センターデフにより前後に駆動を分配した。 2023.03.14 プジョー
アルファロメオ アルファロメオ ジュリアTI スーパー(1963-64 イタリア) ジュリアTIのレース向けホモロゲーションモデル。1.6Lの直4DOHCは6500rpmで112馬力を発生。ボディは標準のジュリアTIより100kg軽い960kg。フロントフェンダーには「クワドロフォリオ・ヴェルデ」を与えられた。生産は501台。 2023.03.14 アルファロメオ
ホンダ ホンダ L700(1965-68) S600用がベースの687cc 直4 DOHC 52馬力を搭載した、快速ライトバン。他社製に比べて圧倒的な動力性能を持つが、その整備が難しく取扱いに難があった。ピックアップ版P700も存在。後にS800用エンジンをデチューンし搭載したL800/P800へ進化するも短命に終わる。 2023.03.14 ホンダ
マツダ マツダ R360クーペ(1960-69) マツダ初の乗用車がR360クーペ。キャビンは小さいが後席2座を備える2+2モデル。当時の4輪自動車で最も低価格だった。Vツインエンジンで後輪を駆動。トランスミッションは当初からATが選べ、身障者用の手動スロットル/ブレーキ装着モデルも用意された。 2023.03.14 マツダ
日産 日産 フェアレディZ432(1969-71) 初代フェアレディZのトップモデル。432の名前は"4バルブ、3キャブ、ツインカム"に由来。GT-Rと共通のS20型 直6 DOHCは160馬力を発生。更に軽量化を突き詰めたZ432Rも存在。ただし、モータースポーツでは大排気量の240Zが活躍し、Z432はフェードアウトした。 2023.03.14 日産
TVR TVR サーブラウ(1996-2006 イギリス) ギリシア神話の怪獣「ケルベロス」が名前の由来。TVRとしては大柄な2+2のクーペだが、鋼管スペースフレームとFRPボディの構成で車重は1100kg程度に抑えられた。エンジンは自製4.2L V8 360馬力が用意され、後に4.5Lや直6 4.0Lも追加される。 2023.03.14 TVR
アルピーヌ アルピーヌ A110(1962-77 フランス) A108のボディ後半部のデザインを変更し、より洗練されたモデル。エンジン、サスペンションにルノー8の機構を流用。ブレーキは4輪ディスク、スイングアクスルも改良され操縦性は大幅に向上。エンジンは1.3Lと1.6Lが用意された。WRC初年度73年の王者を獲得。 2023.03.14 アルピーヌ
オースチン オースチン セブン(1922-39 イギリス) 簡素だが手ごろで廉価な"サイクルカー"に対抗できる実用的な小型車としてハーバート・オースチンの主導で開発。セブンの名称はイギリスの課税馬力である7馬力に由来する。累計生産台数は29万台で、戦前の英国で最も多く生産された小型車となった。 2023.03.14 オースチン
BMW BMW Dixi DA-1(1928-32 ドイツ) 第一次大戦の敗戦で航空機製造以外の道を模索したBMWは小型車生産を目論む。アイゼナハ車両製作所を買収し、彼らが生産していたDixi DA-1の生産権を継承。この車は英国オースチン セブンのライセンス生産モデルであった。これがBMWが製造した最初の車となる。 2023.03.14 BMW