スズキ スズキ キザシ ボンネビルスペシャル(2010) 2010年のボンネビル・スピードウィークに参戦したスズキ キザシは、北米スズキの手により最高速仕様にチューニング。2.4L 直4エンジンは大径ターボで武装、513馬力、71.2kgmを発生。最高速度は328km/hに到達しF-BGCクラス(過給器付きのガソリンエンジン搭載クーペ部門)の新記録を樹立した。 2023.01.21 スズキ
フォルクスワーゲン フォルクスワーゲン EA128(1963 ドイツ) フォルクスワーゲンがアメリカ市場でシボレー コルベアに対抗するために試作したモデル。大柄でスクエアなボディの6人乗り高級セダンとなっていた。エンジンはポルシェ911用水平対向6気筒を90馬力にデチューンしリアに搭載、5段マニュアルトランスミッションと組み合わせた。最高速度は160km/hと当時としては十分高性能な実力を持つ。 2023.01.21 フォルクスワーゲン
BMW BMW ターボ(1972 ドイツ) 1972年のミュンヘンオリンピック会場で披露されたコンセプトカー。ポール・ブラックによるデザインのミドシップスポーツ。エンジンは2002用のM10型の直4 1990ccをターボ過給し280馬力を発生。これを車体中央に横置き配置した。キドニーグリルを内包しつつも未来的なフロントスタイルのBMWターボのデザインは、のちのM1やZ1、8シリーズに影響を与えた。 2023.01.21 BMW
いすゞ いすゞ ベレル(1962-67) 英国ルーツグループのヒルマンをノックダウン生産することで得た経験を基に、いすゞ自身により設計された中型車がベレル。意欲作ではあったが人気は獲得できず、65年には大きなマイナーチェンジで縦目2灯ヘッドライトとなる。エンジンは高評価で、2.0Lツインキャブ仕様は当時最強の95馬力を発生した。 2023.01.19 いすゞ
フォード フォード ニュークレオン(1958 アメリカ) フォードが考案した原子力駆動のコンセプトカー。車体後部に円形の小型原子炉を備え、8,000km以上を燃料補給なしに走行できる。また、原子炉の動力モジュールの取替も簡単に出来るように設計されていた。製造はされず、モックアップのみが製作されるにとどまった。 2023.01.19 フォード
アキュラ アキュラ スーパーハンドリングSLX(2019 アメリカ) アキュラが1997年式のSLXをベースに製作したレストモッド。アキュラRDX用のサスペンション周りやSH-AWDを移植され、最新のトルクベクタリングによるコーナリングを実現。エンジンは、元々縦置きに搭載されていたいすゞ製3.2L V6の代わりに、RDX用K20C型2.0L VTECターボを使用。これを350馬力までチューニングし横置きに搭載した。トランスミッションは10速ATを組み合わせる。見た目はノーマル然したいすゞビッグホーンに見えるが、その中身はホンダの最新技術が詰まったスーパーSUVとなっている。 2023.01.16 アキュラ
アキュラ アキュラ SLX(1996-99 アメリカ) ホンダはいすゞビッグホーンのOEM供給を受け、ホンダホライゾンとして日本市場で販売していた。それと同様にアメリカ市場では、いすゞトルーパー(日本名ビッグホーン)のバッジエンジニアリングモデルとして、SLXがアキュラブランドで販売されていた。当時人気が出始めていたSUV市場を狙って導入しており、レクサスLX450やレンジローバーがライバルだった。エンジンは3.2L V6 190馬力を搭載。98年の改良で3.5Lエンジンへ換装された。総販売台数は6590台と少なかったが、アキュラのSUV戦略の地盤固めをした意味では重要なモデルであった。 2023.01.16 アキュラ
シトロエン シトロエン M35(1969-71 フランス) シトロエンがロータリーエンジン搭載車の市場導入を睨み、耐久試験等を目的に267台のみが販売された先行試作的モデル。アミ8をベースに、ユーリエ製の2ドアクーペボディを架装。サスペンションはハイドロニューマチックを採用。エンジンは1ローター497.5cc、49馬力。 2023.01.16 シトロエン
ダチア ダチア 1310/1410スポーツ(1983-92 ルーマニア) ダチア1310をベースとしたスポーツモデルで、フランス本国版ルノー12には存在しないオリジナル。1310スポーツは、セダンに対してホイールベースを20cm切り詰めた。1410スポーツでは、ドアを15cm延長し、1.4L 65馬力のエンジンを搭載した。 2023.01.14 ダチア
ダチア ダチア 1300(1969-2006 ルーマニア) ルーマニアのUAP(ピテシュティ自動車工場)はルノーと提携し、R12を生産、ダチア1300の名で販売した。本国生産終了後の80年にマイナーチェンジで1310に発展。2ドアクーペやピックアップトラックなど、フランス本国には無かった多彩なボディタイプを用意しつつ、その後も改良を重ね生産を続けた。 2023.01.14 ダチア