世界の自動車カタログ

日産

日産 ステージア オーテックバージョン 260RS(1997-2001)

ステーションワゴンのステージアに、BCNR33型スカイラインGT-Rのエンジン、ドライブトレーン、リアサスペンションを流用し、オーテックジャパンが手掛けた特別仕様車。強力なエンジンに合わせて車体各部も強化され、ブレーキもブレンボ製を奢る。GT-Rワゴンと呼べる1台。
ジャガー

ジャガー XK150(1957-61 イギリス)

XK120の流れを汲むスポーツカーの最終進化系。ドアを薄くし居住空間を拡大するなど、快適性向上に力を注がれた。ボディはドロップヘッドクーペとフィクストヘッドクーペでスタートしたが、後にロードスターが復活。エンジンは直6 3.4Lもしくは3.8Lを搭載。
BMW

BMW M3 4×4 Turbo(1987)

1987年の欧州ラリークロス選手権に登場したE30 M3。見た目こそ市販車と大きな違いは無いが中身は大改良。Xトラック製駆動系を組み合わせ、4WD化。IMSA GTP用の2.0L BMW M12/14エンジンは2.5barフルブーストで700馬力以上を発生。ラジエターは後部に移設されていた。
マツダ

マツダ 626MPS コンセプト(2000)

マツダは90年代後半よりMPS(マツダパフォーマンスシリーズ)と呼ばれるスポーツモデルの展開を模索していた。その中で製作された、カペラ(海外名626)がベースの4WDスポーツモデルコンセプトがこの車。KL-ZE型2.5L V6はターボ過給され280馬力、392Nmを発生。外装も派手なエアロパーツで武装され、ブレーキは前6pot/後4potの対向ピストンキャリパー。車重は1,380kgで、パフォーマンスに対して十分軽量。後のマツダスピードアテンザにつながるモデルだった。
その他

インターメカニカ グリフィス600GT(1965 イタリア)

TVRグリフィスで有名なジャック・グリフィスとインターメカニカの共同開発。デザインはフランコ・スカリオーネで、エンジンはプリムス製4.5L V8を搭載。14台の生産でグリフィスの会社が倒産。後にオメガに改名され33台が生産された。
トライアンフ

トライアンフ TR6(1969-75 イギリス)

TR(トライアンフ・ロードスター)シリーズの6代目。ミケロッティが手掛けたTR4以来のボディは、カルマンによりフロント周りを中心に改良を受けた。エンジンは2.5Lの直6 OHV 125馬力を搭載。オープンのほか、ハードトップも用意された。
マセラティ

マセラティ カムシン(1972-83 イタリア)

ギブリの後継車として登場したカムシンは、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによるデザインで、ウェッジシェイプの効いた意匠を持つ。テール部分がガラスパネルとなっていることも特徴で後方視界は良好だった。シトロエンの影響を受け、ヘッドライト開閉等各部に油圧システムを使用。エンジンは伝統のV8 DOHC 4.9L 320馬力をフロントミドに搭載、50:50の優れた前後重量配分を実現していた。
サーブ

サーブ ソネットⅢ(1970-74 スウェーデン)

ソネットⅡは高価な上、くせの強いスタイリングが不評だったため、新たにボディを作り替えたソネットⅢに発展。サイズは拡大され、リトラクタブルヘッドライトを備える。テールゲートは開閉可能で使い勝手が向上。73年には5マイルバンパーを装着。
サーブ

サーブ カタリナ(1964 スウェーデン)

サーブは2座クーペの市場投入を目論む。これに対してシクステン・セゾンが設計したプロトタイプがカタリナ。結局ソネットⅡとして市場投入されたのはMFI13と呼ばれる別のモデルだった。しかし、カタリナのデザインの一部は後のサーブ99に取り入れられた。
サーブ

サーブ ソネットⅡ(1966-69 スウェーデン)

一度はお蔵入りになったソネットだったが、北米市場を狙い再び開発され、ソネットⅡとして復活。サーブ96のフロアにFRP製ボディを載せた2座のFWDスポーツ。当初は841ccの2ストだったが、67年に1.5Lのフォード製V4エンジンに換装された。
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