イタリア

アバルト

フィアット アバルト 1000TCR ベルリーナコルサ(1970 イタリア)

フィアット600をベースとしたアバルトの最終進化系。TCRの"R"は半球型燃焼室の意味を持ち、982ccまで排気量アップされたエンジンは112馬力を発生。フロントサスはダブルウイッシュボーンに改良され、4輪ディスクブレーキも採用された。 ...
ランチア

ランチア フルビア クーペ(1965-76 イタリア)

フルビアのクーペバージョンはホイールベースを短縮し、セダンと全く違うボディを身にまとう。挟角V4エンジンを縦置き搭載し前輪を駆動。ラリーでの活動を見据え、HFと呼ばれる高性能バージョンも用意。前輪駆動としてはクセの少ない操縦性で活躍した。...
アルファロメオ

アルファロメオ ジュリエッタ スプリント(1954-62 イタリア)

戦後、量産車メーカーへ転身したアルファロメオが1900シリーズの次に発表した車。ジュリエッタシリーズは多くの派生車種を生むが、その最初がこのクーペモデル。ベルトーネ製ボディに活発な1.3L DOHCエンジンを組み合わせる。 ...
イノチェンティ

イノチェンティ ミニ(1965-76)

BMCミニのイタリア版。スクーター製造で成功を収めたイノチェンティは、ミニのノックダウン生産で小型車市場での販売拡大を目論む。基本的にはBMC版と同じだが、細部の仕上げは異なっておりイタリアンテイストを感じることが出来た。 ...
フィアット

フィアット パンダ バン(1986-2003 イタリア)

1986年に導入された商用仕様のパンダ。後部座席が外されており、後部窓はつぶされるが開閉可能なプラスチック製パネルも用意。リアハッチは通常のタイプに加え、観音開きドアを備えた少し大きなサイズのものがあったのが特徴。 ...
フィアット

フィアット パンダ 4×4(1983-2002 イタリア)

パンダに追加された4輪駆動モデル。横置きエンジン前輪駆動ベースの4WDは当時としては珍しかった。パートタイム4WDシステムはシュタイア・プフ製の本格的なもの。エンジンは当初965ccの48馬力を搭載、のちにFIREユニットを追加した。 ...
フィアット

フィアット パンダ(1980-2002 イタリア)

126の後継として投入された小型車。ジウジアーロによるデザインは無駄を省きつつ、実用性も兼ね備えるもの。窓ガラスまで平面となっていた。空冷2気筒30馬力と、水冷4気筒45馬力から始まり、後にFIREユニットを追加。4輪駆動の4×4も好評を...
フィアット

フィアット 126 Bis(1987-2000 ポーランド)

126は85年にはイタリア本国での生産を終える。しかし、75年より生産していたポーランド工場では生産が継続。87年からはリアハッチを設けた126Bisが生産される。エンジンは水冷直列2気筒704ccを横倒して搭載し、ラゲッジスペースを確保...
フィアット

フィアット 126(1972-85 イタリア)

大ヒットとなった500の後継モデル。RRレイアウト含め基本的な機構は500同様。ルーフを後ろに伸ばし内部空間は拡大された。世界的な小型車FF化の流れにより本国人気はさほどでも無かったが、ポーランド等東側諸国では大人気となり2000年まで生...
アルファロメオ

アルファロメオ 2600SZ(1965-68 イタリア)

SZはスプリント・ザガートの意味。丸みを持ったボディはザガートらしく個性的でスポーティ。角型ヘッドランプの採用は当時としては異例だった。2600スプリントと共通の6気筒DOHCエンジンにウェバー44PHHダブルチョークキャブレターを組み合...
タイトルとURLをコピーしました