イタリア

マセラティ

マセラティ カムシン(1972-83 イタリア)

ギブリの後継車として登場したカムシンは、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによるデザインで、ウェッジシェイプの効いた意匠を持つ。テール部分がガラスパネルとなっていることも特徴で後方視界は良好だった。シトロエンの影響を受け、ヘッドライト開閉等各部に油圧システムを使用。エンジンは伝統のV8 DOHC 4.9L 320馬力をフロントミドに搭載、50:50の優れた前後重量配分を実現していた。
その他

キメラ EVO37(2021 イタリア)

キメラアウトモビリがランチア ラリー037を現代の技術でで蘇らせる。車体はベータ モンテカルロのシャシーをベースにパイプフレームで構成。エンジンはオリジナルのランプレディユニットを使用し、ターボとスーパーチャージャーのダブル過給から505馬力を発生。
ベルトーネ

ベルトーネ ジェネシス(1988 イタリア)

ベルトーネが1988年のトリノモーターショーで披露したコンセプトカー。前部にガルウイングドアを採用する未来的な5ドアのミニバンだったが、メカニズムはランボルギーニカウンタックのものを流用。455馬力の5.2L V12エンジンに3段ATを組み合わせた。
アウトビアンキ

アウトビアンキ ステリナ(1963-65 イタリア)

フィアット600のコンポーネンツを使ってアウトビアンキが造ったスポーツカー。ボディにFRPを採用した最初のイタリア車と言われる。767ccの直4 OHVは32馬力。後に若干排気量を拡大したステリナ800に進化する。販売は芳しくなく、短命に...
アルファロメオ

アルファロメオ ジュニアZ(1969-75 イタリア)

1300スパイダージュニアの車体をベースに、ザガートの美しいボディをまとったモデル。前後オーバーハングを切り詰め、リアはコーダトロンカ形状。リアハッチが開くスポーツカーは当時珍しく、換気のために開けて走ることもできた。 画像...
ザガート

ザガート “ホンディーナ” ヤングスター(1970 イタリア)

1969年のトリノショーで、ザガートはフィアット500ベースのスポーツカー"ザンザーラ"(写真右下)を展示。"ホンディーナ"はその後継モデル。シャシーは同様にフィアット500ベースだが、エンジン等はホンダN360のものを流用していた。 ...
マセラティ

マセラティ ブーメラン(1971 イタリア)

イタルデザインのジウジアーロが設計製作し、71年のトリノオートショーでデビューしたコンセプトカー。強いウェッジシェイプと平面構成が特徴。当初モックアップだったが後に走行可能に。主要部品はボーラから流用。エンジンは4.7L V8 310馬力...
フィアット

フィアット X1/9(1972-89 イタリア)

フィアット X1/9(1972-89 イタリア) 128のエンジン駆動系を利用し、安価に仕立てた小型ミドシップスポーツ。パッケージに優れ、ゴルフバッグが入るリアの荷室に加え、フロントにも荷物が積めた。当初は1.3Lのみで、78年にリトモ用1.5Lが追加。82年よりベルトーネブランドでの販売となった。#車小噺
フィアット

フィアット 128(1969-85 イタリア)

開発コードX1/1として開発された、フィアットの新世代小型車。アウトビアンキ プリムラで実績を積んだジアコーサ式エンジン横置きFWDを採用。広大な室内と荷室を確保し、4輪ストラットの足回りで走りも優れる。スポーツグレードの"ラリー"も用意された。
アウトビアンキ

アウトビアンキ プリムラ(1964-70 イタリア)

フィアットのエンジニア、ダンテ・ジアコーサ設計のエンジン横置きFWDを初採用したモデル。フィアットで投入前に、リスク回避のための先行モデルとして子会社アウトビアンキで発売。ジアコーサ式FFは現在に至るまで世界のスタンダードとなった。
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