ポルシェ

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ポルシェ 934(1976-77 ドイツ)

930ターボをベースとした、Gr.4用レーシングモデル。3.0Lの930/75型エンジンはポルシェ初の水冷インタークーラーを装着し1.4bar過給で485馬力を発生。巨大なオーバーフェンダーやフロントスポイラーが特徴で、車重は1090kgまで軽量化された。
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ポルシェ 935/2 “ベイビー”(1977 ドイツ)

1977年当時のドイツ・レーシングカー・マスターズ(DRM)は4.0L以下のクラスであるディビジョン1ではポルシェ935が大量に投入されて、それ以外では勝てないような状態に陥っていた。そこでテレビ局がエンジン排気量2.0L以下のディヴィジョン2のみの放送の意向を示し、これに憤慨したポルシェは2.0L以下クラスに合致する1.4Lターボの935を産み出した。当時のターボ係数は1.4のため、それを乗じてちょうど2.0Lに収まるように排気量を抑えた1425ccのフラット6ターボを開発、370馬力以上を発生。車重はバラスト込みで730kgに抑えられた。空力を重視したフロントフードのフィンと、その後端に内蔵されたミラーも特徴となっている。小排気量故に、ポルシェ935/2はベイビーの愛称で呼ばれた。
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アウトベッカー ポルシェ959 スピードスター(ドイツ)

ドイツ人レーシングドライバーであるユルゲン・レッシグが所有する1987年製ポルシェ959は、アウトバーンを225km/hで走行中にアウディ80と衝突し、大破してしまった。アウトベッカー社は、この大破した959を買い取りレストアを試みた。横転によりルーフ部分が使用不可となっていたため、思い切ってオープンボディに架装し見事に蘇る。当初は911スピードスター用のフロントウィンドウが与えられたが、後にカブリオレ用に変更された。
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ランザンテ ポルシェ 930 TAGターボ(2019)

かつてマクラーレンが製作したF1エンジンテスト用の930ターボ。これをレースコンストラクターのランザンテが現代に蘇らせる。930ターボにマクラーレンMP4/2の1.5L TAG-ポルシェV6ターボを、ロードユースに合わせて510馬力にデチューンし搭載する。
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ポルシェ 965 プロトタイプ(ドイツ)

959廉価版として開発された車 80年代中盤、ポルシェが964型911の開発と並行して、911ターボの代替車種として開発していたのが965。廉価版959として構想され、よく似た外装や4輪駆動を採用。エンジンは365馬力程の実力を目指...
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ポルシェ 911SC/RS(1984 ドイツ)

ディビッド・リチャーズがポルシェにGr.Bラリーカーの開発を打診し、911SCのエボモデルとして販売されたのがこの車。シャシー、足回り等はターボ用を流用。車重は1トン強まで軽量化。3.0L空冷フラット6は255馬力を発生。わずか20台の生産だった。
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