世界の自動車カタログ

日産

日産 バイオレット(1973-77)

サニーとブルーバードUの間を埋めるモデルとして登場。シャシーは基本的にブルーバードUの流用だが、上級モデルのみリアサスが独立懸架となる。エンジンは1.4L~1.6Lを用意。76年にはセダンがセミファストバックからノッチバックに大改良された。
フェラーリ

フェラーリ F.Z.93(1993 イタリア)

フォーミュラザガートと呼ばれるコンセプトモデル。ベースはテスタロッサ。その名の通りF1をイメージした外装を与えられる。癖の強いデザインだが、ノーズ形状などは後のエンツォに影響を与えた。デビュー時は2色カラーだったが、後に赤一色に変更。
ルノー

ルノー 12 ゴルディーニ(1971-75 フランス)

ルノー12に設定されたスポーツグレード。ルノー16TSの1565ccを10.25の圧縮比と2基のツインチョーク・ウェバーによって、113馬力/6250rpmまでチューン。ブルーにホワイトのラインのカラーリングなど、8ゴルディーニを引き継いだホットモデルだった。
デトマソ

デトマソ マングスタ スパイダー(1966 イタリア)

1966年のジュネーブで披露されたマングスタのスパイダーモデルはカロッツェリアギアによる製作。メカニズムは標準モデルを踏襲。市販はされなかった。
デトマソ

デトマソ マングスタ(1966-71 イタリア)

ヴァレルンガのシャシーを拡大し、4.7LのフォードV8をミドシップ配置した強力なモデルがマングスタ。前衛的なデザインはギア時代のジウジアーロが担当。エンジンフードの開き方も特徴的。マングスタの名称はシェルビーコブラに対抗したものだった。
アウディ

アウディ A1クワトロ 2.0TFSI(2012 ドイツ)

のちに登場するS1のプロトタイプとして先行デビュー、333台のみ販売された限定モデル。エンジンは直噴2.0L直4ターボ「TFSI」で256馬力を発生。駆動は電子制御多板クラッチを使用した4輪駆動。小柄なボディから245km/hの最高速を引き出した。
スズキ

スズキ キザシ ボンネビルスペシャル(2010)

2010年のボンネビル・スピードウィークに参戦したスズキ キザシは、北米スズキの手により最高速仕様にチューニング。2.4L 直4エンジンは大径ターボで武装、513馬力、71.2kgmを発生。最高速度は328km/hに到達しF-BGCクラス(過給器付きのガソリンエンジン搭載クーペ部門)の新記録を樹立した。
フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲン EA128(1963 ドイツ)

フォルクスワーゲンがアメリカ市場でシボレー コルベアに対抗するために試作したモデル。大柄でスクエアなボディの6人乗り高級セダンとなっていた。エンジンはポルシェ911用水平対向6気筒を90馬力にデチューンしリアに搭載、5段マニュアルトランスミッションと組み合わせた。最高速度は160km/hと当時としては十分高性能な実力を持つ。
BMW

BMW ターボ(1972 ドイツ)

1972年のミュンヘンオリンピック会場で披露されたコンセプトカー。ポール・ブラックによるデザインのミドシップスポーツ。エンジンは2002用のM10型の直4 1990ccをターボ過給し280馬力を発生。これを車体中央に横置き配置した。キドニーグリルを内包しつつも未来的なフロントスタイルのBMWターボのデザインは、のちのM1やZ1、8シリーズに影響を与えた。
いすゞ

いすゞ ベレル(1962-67)

英国ルーツグループのヒルマンをノックダウン生産することで得た経験を基に、いすゞ自身により設計された中型車がベレル。意欲作ではあったが人気は獲得できず、65年には大きなマイナーチェンジで縦目2灯ヘッドライトとなる。エンジンは高評価で、2.0Lツインキャブ仕様は当時最強の95馬力を発生した。
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