世界の自動車カタログ

BMW

BMW コンセプトクーペ ミッレミリア2006(2006 ドイツ)

1940年のミッレミリアで活躍した、328ツーリングクーペをオマージュしたコンセプトカー。サスペンション周りとパワートレーンはZ4 Mからの流用。エンジンはS54B32型 直6 3.2L DOHCが搭載され、343馬力を発生する。オールドスタイルながら空力にも配慮されたボディはカーボン製でファインシルバーに塗装された。複雑なロールケージと、ヒンジ付きのキャノピータイプのハードトップルーフによる乗降も特徴的だった。
ボルボ

ボルボ 140シリーズ(1966-74 スウェーデン)

長くボルボのアイデンティティとなるスクエアなボディを持った最初のセダンで、4ドアは6ライトが特徴。パッドに覆われた室内や、念入りな2系統式ブレーキ、4輪ディスクの採用等安全対策を充実。エンジンは当初1.8Lだったが、68年に2.0Lに拡大。
三菱

三菱 コルト ギャラン(1969-73)

ジウジアーロの意がかかったウェッジシェイプの4ドアセダン。エンジンは三菱初のSOHC、クロスフローの半球型燃焼室を備え、1.3~1.5Lを用意。70年には2ドアハードトップが追加。その後、ヘッドライトが丸目2灯に変更され、エンジン排気量は順次拡大された。
その他

エバ アンタレス タイプ1A(1969)

日本のエバカーズが東京レーシングカー・ショーに出品し話題をさらったショーモデル。チューブラーフレームにFRP製ボディを組み合わせ、フェアレディ2000の直4エンジンをミドシップ。車重480kg、最高速度は270km/hと発表された。
ランチア

ランチア プリズマ(1982-89 イタリア)

デルタに独立したトランクルームを追加し、3ドアサルーンとしたモデル。パワートレーンはデルタ同様の直4 1.3L~1.6L。デルタに先んじて84年に1.9Lディーゼルが追加。86年には2.0LにデルタHF4WD譲りの4駆機構を設けたプリズマi.e.4WDが追加された。
スズキ

スズキ ジムニー(1970-81)

ホープスターON型をスズキが引き継ぎ再設計。空冷2スト2気筒360cc、副変速機付き4MT、16インチタイヤを採用し最高速度75km/h。72年に水冷に換装。76年には軽新規格に合わせボディを拡幅し2スト3気筒550ccとなる。77年には直4 800ccを搭載したジムニー8も追加。
スバル

スバル レオーネ(1971-79)

ff-1に代わる主力車種として、まず2ドアクーペが先行販売。その後2/4ドアセダンとエステートが追加。水平対向4気筒と前輪駆動は踏襲したが、フロントブレーキがアウトボードに改められるなど保守的な面も見られた。72年にはエステートバン4WDがデビュー。
日産

日産 ステージア オーテックバージョン 260RS(1997-2001)

ステーションワゴンのステージアに、BCNR33型スカイラインGT-Rのエンジン、ドライブトレーン、リアサスペンションを流用し、オーテックジャパンが手掛けた特別仕様車。強力なエンジンに合わせて車体各部も強化され、ブレーキもブレンボ製を奢る。GT-Rワゴンと呼べる1台。
ジャガー

ジャガー XK150(1957-61 イギリス)

XK120の流れを汲むスポーツカーの最終進化系。ドアを薄くし居住空間を拡大するなど、快適性向上に力を注がれた。ボディはドロップヘッドクーペとフィクストヘッドクーペでスタートしたが、後にロードスターが復活。エンジンは直6 3.4Lもしくは3.8Lを搭載。
BMW

BMW M3 4×4 Turbo(1987)

1987年の欧州ラリークロス選手権に登場したE30 M3。見た目こそ市販車と大きな違いは無いが中身は大改良。Xトラック製駆動系を組み合わせ、4WD化。IMSA GTP用の2.0L BMW M12/14エンジンは2.5barフルブーストで700馬力以上を発生。ラジエターは後部に移設されていた。
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