世界の自動車カタログ

ブガッティ

ブガッティ レールカー(1933-1958)

かつてブガッティは、巨大な超高級車であるタイプ41 "ロワイヤル" を製造した。エットーレ・ブガッティはロワイヤル30台の生産を見込んでいたが、世界恐慌のあおりを受け、実際に販売されたのはわずか7台のみであった。ロワイヤル用に用意した12.7Lのエンジンは使い道を失ってしまった。そこでエットーレ・ブガッティは、残ったロワイヤルのエンジンを使ってレールカー(動力付きの客車)を製作することを考えた。
ベルトーネ

ベルトーネ ジェネシス(1988 イタリア)

ベルトーネが1988年のトリノモーターショーで披露したコンセプトカー。前部にガルウイングドアを採用する未来的な5ドアのミニバンだったが、メカニズムはランボルギーニカウンタックのものを流用。455馬力の5.2L V12エンジンに3段ATを組み合わせた。
ロータス

ロータス 23(1962-63 イギリス)

Gr.4レース用に仕立てられた2座のレーシングカー。FJマシンの22用スペースフレームを改良し、その上にグラスファイバー製ボディを被せた。エンジンはコスワース製をはじめ750cc~1600ccの多種多様なものを搭載。後に改良版の23B、23Cも登場した。
その他

エンピ インプ バギー(アメリカ)

エンピ(EMPI)は1950年代から空冷ビートルのスペシャリストとして、そのチューニングやアフターパーツで有名な会社だった。そのエンピがマイヤーズマンクスの後を追い販売したデューンバギーがこの車。当時のVWバギーブームの一翼を担ったモデル...
ジネッタ

ジネッタ G12(1966-68 イギリス)

ウォークレット4兄弟により創業されたジネッタカーズが送り出した純レースマシン。パイプフレーム製シャシーを持ち、レース用はF2用の1.0L コスワースSCAエンジンをミドに配置。小型軽量を生かし、コースによってはフォードGT40を喰うような...
アウトビアンキ

アウトビアンキ ステリナ(1963-65 イタリア)

フィアット600のコンポーネンツを使ってアウトビアンキが造ったスポーツカー。ボディにFRPを採用した最初のイタリア車と言われる。767ccの直4 OHVは32馬力。後に若干排気量を拡大したステリナ800に進化する。販売は芳しくなく、短命に...
BMW

BMW M8 プロトタイプ(1990 ドイツ)

試作のみで終わってしまった幻のMモデル BMW M8は、E31型8シリーズの最強モデルとして試作された。S70/1型6.1L V12エンジンは640馬力を発生。オイルクーラーは後部に移設され冷却配管はルーフに配置。リトラクタブルライ...
BMW

BMW 8シリーズ(1989-99 ドイツ)

6シリーズの後継として登場。ボディからシャシーまで完全に新設計された。流麗で大柄なボディに、M1以来となるリトラクタブルヘッドライトを組み合わせる。エンジンは5.0L V12 SOHCを搭載。92年には5.5Lに排気量アップした850CS...
オペル

オペル カリブラ “ケケ・ロズベルグエディション”(1995 ドイツ)

オペル カリブラはDTM(ドイツツーリングカー選手権)のクラス1で活躍。ドイツ本国ではそのイメージを市販車に投影した"ケケ・ロズベルグエディション"が1000台限定生産されていた。カサブランカホワイトのボディ、BBS RXホイール、イルム...
スバル

スバル ff-1 1300Gバン 4WD(1971)

東北電力からの開発要請を受けて製作された車。ジープよりも快適で年中使用可能な巡回車両を目指した。ff-1をベースに510ブルーバードのリアアクスルを流用して四輪駆動とした。ここで高評価を得て、続くレオーネでは四輪駆動が正式にカタログモデル...
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