5マイルバンパー規制に苦しめられたカウンタック
1971年、北米の運輸省道路交通安全局(NHTSA) は連邦自動車安全基準215条を発表。これは、乗用車のバンパーに適用される国内初の規制で、フロント側で5mph(8km/h)、リア側で2.5mph(4km/h)の衝突に対してヘッドライトやテールライトなどすべての灯火類と、給油装置に損傷を与えてはならないと決めたもの。この規制は1972年の9月1日より適用となり、さらに1974年モデルに関してはバンパー高さまで規定されるなどより制限が厳しくなった。これにより北米仕様車のバンパーが無骨なものとなった。