車の小噺

5マイルバンパー規制に苦しめられたカウンタック

1971年、北米の運輸省道路交通安全局(NHTSA) は連邦自動車安全基準215条を発表。これは、乗用車のバンパーに適用される国内初の規制で、フロント側で5mph(8km/h)、リア側で2.5mph(4km/h)の衝突に対してヘッドライトやテールライトなどすべての灯火類と、給油装置に損傷を与えてはならないと決めたもの。この規制は1972年の9月1日より適用となり、さらに1974年モデルに関してはバンパー高さまで規定されるなどより制限が厳しくなった。これにより北米仕様車のバンパーが無骨なものとなった。
MG

MG XパワーSV(2003-05 イギリス)

新生MGが起死回生を狙って開発したFRスポーツ かつての名門、MGローバー社がその復権を賭けて取り組んだハイパワースポーツモデル。イタリアのクヴァーレ社を買収し、そこで生産されていたFRスポーツのマングスタをベースに開発された。基本...
フォード

フォード マスタング AWD(1965 イギリス)

ファーガソンがフォードに売り込んだ四輪駆動マスタング ファーガソン・フォーミュラ(FF)という、独自の四輪駆動システムを持つ英国ファーガソン・リサーチ社が製作した全天候型マスタング。遊星歯車式センターデフを備え、駆動力は前:37%、...
BMW

BMW 315(1981-83 ドイツ)

オイルショックの影響を受けて誕生した低燃費モデル モデルライフ末期のE21型3シリーズに追加された廉価・低燃費グレードは、1979年に勃発した第二次オイルショックへの対応として設定された。エンジンは316と同じ1.6L 直4を搭載す...
BMW

BMW 303(1933-34 ドイツ)

直6エンジンとキドニーグリルを初採用したBMW BMWとして初めて直列6気筒エンジンを搭載した小型のファミリーサルーン。今に続く伝統のキドニーグリルも同じく初採用されており、BMW史に残る記念碑的モデルである。M78型と呼ばれる1....
フェラーリ

ピニンファリーナ ミトス(1989)

1989年の東京モーターショーにサプライズで登場したミトス。ベース車両はフェラーリ テスタロッサ。オープン2シーターのバルケッタをコンセプトとし、リアセクションは2.1mまで拡幅され量感をアピールした。このデザインコンセプトは後のF50に...
日産

日産 サニーRZ-1(1986-90)

B12型サニーの派生車種。ネーミングは「ランナバウト・ゼニス・No.1」の略称。エンジンは1.5Lが搭載されターボ付きも設定。デビュー4か月後に1.6Lのツインカムが追加。エアロパーツやホワイトメーターでスポーティーに仕上げたNISMOグ...
ミツオカ

光岡 ユーガ(2000-01)

初代日産キューブをベースにロンドンタクシー風の外装を与えられたモデル。フロントを中心にデザインを大幅に変更し、メッキパーツを多用することで、クラシカルな雰囲気に仕上がっている。キューブのモデルチェンジに伴い、生産終了となった。 ...
MG

MG TFミジェット(1953-55 イギリス)

戦前のMG-TAにルーツを持つスポーツカーシリーズの最終進化系。クラムシェルフェンダーを持つクラシカルなスタイルの英国ライトウエイトスポーツは北米で大人気となった。後年ミドシップとなったMG Fの後継車としてMG TFの名前が復活した。 ...
マツダ

マツダ ファミリア(1977-80)

幸福の黄色いハンカチにも登場した最後のFRファミリア。新感覚、多用途性、経済性、高品質の4つのテーマを掲げて開発され、当時の欧州小型車市場で主流だった2ボックスのハッチバックを採用。前期型はコスモと同じくバリカンのようなフロントグリルが特...
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