シトロエン

シトロエン M35(1969-71 フランス)

シトロエンがロータリーエンジン搭載車の市場導入を睨み、耐久試験等を目的に267台のみが販売された先行試作的モデル。アミ8をベースに、ユーリエ製の2ドアクーペボディを架装。サスペンションはハイドロニューマチックを採用。エンジンは1ローター497.5cc、49馬力。
ダチア

ダチア 1310/1410スポーツ(1983-92 ルーマニア)

ダチア1310をベースとしたスポーツモデルで、フランス本国版ルノー12には存在しないオリジナル。1310スポーツは、セダンに対してホイールベースを20cm切り詰めた。1410スポーツでは、ドアを15cm延長し、1.4L 65馬力のエンジンを搭載した。
ダチア

ダチア 1300(1969-2006 ルーマニア)

ルーマニアのUAP(ピテシュティ自動車工場)はルノーと提携し、R12を生産、ダチア1300の名で販売した。本国生産終了後の80年にマイナーチェンジで1310に発展。2ドアクーペやピックアップトラックなど、フランス本国には無かった多彩なボディタイプを用意しつつ、その後も改良を重ね生産を続けた。
ルノー

ルノー 12(1969-80 フランス)

ルノーのFWDとしては初のノッチバックセダン。1.3L OHV 54馬力をフロントオーバーハングに縦置きする。後に68馬力仕様を搭載したTSや、1.6Lを搭載したゴルディーニも追加。76年にはフェイスリフトを受ける。欧州全体で根強い人気があり、よく売れた。
トヨタ

トヨタ セリカ(1977-81)

2代目セリカは先代同様カリーナとフロアユニットを共用する。エンジンは1.6L~2.0Lを用意し、トップモデルは2.0L DOHCを搭載。高性能GT系は4輪ディスクブレーキとリアスタビライザーを備える。79年にヘッドライトが角目4灯になるフ...
フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲン ニュービートル RSi(2001 ドイツ)

ニュービートルに250台限定で用意されたホットバージョン。片側90mmのワイドフェンダーに大型リアウイング、18インチホイールで武装し、フルバケットシートも奢る。エンジンはカップカー用のVR6 2.8Lを拡大した3.2L SOHCで225馬力を発生。駆動方式は4モーションシステムと呼ばれる4輪駆動、トランスミッションは6速マニュアルのみの組み合わせだった。
ポルシェ

ランザンテ ポルシェ 930 TAGターボ(2019)

かつてマクラーレンが製作したF1エンジンテスト用の930ターボ。これをレースコンストラクターのランザンテが現代に蘇らせる。930ターボにマクラーレンMP4/2の1.5L TAG-ポルシェV6ターボを、ロードユースに合わせて510馬力にデチューンし搭載する。
BMW

BMW コンセプトクーペ ミッレミリア2006(2006 ドイツ)

1940年のミッレミリアで活躍した、328ツーリングクーペをオマージュしたコンセプトカー。サスペンション周りとパワートレーンはZ4 Mからの流用。エンジンはS54B32型 直6 3.2L DOHCが搭載され、343馬力を発生する。オールドスタイルながら空力にも配慮されたボディはカーボン製でファインシルバーに塗装された。複雑なロールケージと、ヒンジ付きのキャノピータイプのハードトップルーフによる乗降も特徴的だった。
ボルボ

ボルボ 140シリーズ(1966-74 スウェーデン)

長くボルボのアイデンティティとなるスクエアなボディを持った最初のセダンで、4ドアは6ライトが特徴。パッドに覆われた室内や、念入りな2系統式ブレーキ、4輪ディスクの採用等安全対策を充実。エンジンは当初1.8Lだったが、68年に2.0Lに拡大。
三菱

三菱 コルト ギャラン(1969-73)

ジウジアーロの意がかかったウェッジシェイプの4ドアセダン。エンジンは三菱初のSOHC、クロスフローの半球型燃焼室を備え、1.3~1.5Lを用意。70年には2ドアハードトップが追加。その後、ヘッドライトが丸目2灯に変更され、エンジン排気量は順次拡大された。
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