ランボルギーニのV12を搭載したアメリカ製スーパーカー
M12は、元々はアヴテックWX-3として開発されていた車。開発中にベクターがインドネシアのメガテック社傘下に入ったことから、同じく傘下に収まっていたランボルギーニのディアブロの部品を流用したスーパーカーとして改めて開発された。エンジンもディアブロ用の5.7L V12 DOHC 492馬力のものを搭載していた。その後、ランボルギーニがアウディに売却されたことでエンジン供給が受けられなくなってしまい、わずか20台弱でその生産を終えた。
こちらは開発中のアヴテックWX-3。M12はこの車のデザインを踏襲した。WX-3はV8ツインターボを搭載予定であり、M12では全長の長いV12を搭載するためにホイールベースが延長されキャビンが前進していた。
灯火類の流用元は?
少量生産のスーパーカーは、他社製の車から灯火類を流用するのが常となっている。M12の場合は、フロントマーカーはユーノスロードスターから、テールランプはシボレーキャバリエから流用していた。特にテールランプは一部をボディワークで隠しており、ぱっと見では流用と気づかない。
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