BMW 320d STW(1998 ドイツ)

BMW

1998年のニュルブルクリンク24時間レースを制したのは、320dのスーパーツーリング。これは、ニュル24時間としてはディーゼルエンジン車での初めての優勝だった。この車にはBMWが新開発したM47D20型の2.0L 直4 ディーゼルターボが搭載されており、200馬力、40.8kg-mまでチューニング。他のガソリンエンジン車よりも非力ではあったが、無給油で4時間走り続けられる低燃費が大きな武器となった。

1998年のニュル24時間優勝ドライバーの4名にはアンドレアス・ボーフェンジーペンも含まれていた。彼はアルピナ創業者のブルカルト・ボーフェンジーペンの息子であり、現在のアルピナの共同経営者のひとり。ドライビングの実力が確かな経営者が手綱を握る自動車メーカー、その車の性能にも説得力が出るというもの。

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