2024年のルマン24時間レースに参戦予定のマスタングGT3のコンセプトから生まれた公道仕様のハイパフォーマンスモデル。GTDはIMSAのカテゴリーに由来する。見た目こそマスタングの格好をしているが、中身はモータースポーツのテクノロジーが存分に詰め込まれたレーシングカーそのもの。ドライサンプの5.2L V8はスーパーチャージャー過給され800馬力以上を発生。8速DCTはトランスアクスル配置され、前後重量配分は50:50を実現。リアサスはプッシュロッド式かつセミアクティブ制御を採用。ボディワークにはカーボンファイバーを使用し軽量化、低重心化を実現。スワンネック型の大型リアウイングは油圧による可動式。ニュルブルクリンクでは7分切りを目標としている、史上最強のマスタングである。
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