フォード プローブの後継車としてスポーツコンパクトに生まれ変わったクーガーには、よりハイパフォーマンスを目指したコンセプトモデルが存在した。それがクーガーS。エンジンは標準の2.5Lよりも大きなV6 3.0L デュラテックを搭載し215馬力を発生。ドライブトレーンはモンデオ用に開発されていた四輪駆動システムが採用されており、オールロードでの安定した速さを持ち合わせる。車高は下げられ、235サイズの太いタイヤを収めるためのオーバーフェンダーも装備。また、ブレーキも高性能に合わせてブレンボ製のキャリパーが奢られた。一時は市販も考えられたが、残念ながらそれは実現はしなかった。
関連ブログ
画像ギャラリー