オペル アストラ クーペの英国ボグゾール版はBTCCで活躍。2001年シーズンにはトリプルエイトレースエンジニアリングが手掛けたマシンが4台参戦し、26戦中25勝と圧倒的な強さを誇りこのシーズンを制した。これを記念して100台限定生産されたのがアストラ クーペ 888だった。この車は192馬力を発生する2.0Lターボモデルをベースに、トリプルエイトレーシングがチューニング。足回りはアイバッハ製のダンパーとスプリングで強化され、OZレーシングの17インチホイールとミシュランパイロットスポーツが組み合わされた。ボディカラーはヨーロッパブルーのみの設定。外装はBTCC参戦車両のイメージを投影したもので、ワイドなフェンダーアーチやサイドステップ、大型のリアウイングにより迫力のあるスタイルとなっていた。内装もボディカラーと同じブルー基調となっており、バケットシートやステアリング、シフトカバーなどにはアルカンターラが使用されていた。
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