1993年のLAオートショーで披露されたセリカのスピードスターコンセプト。製作は、セリカにカタログ設定されていたコンバーチブルモデルを手掛けていたASC（アメリカン サンルーフ コーポレーション）が担当。フロントウィンドウは短くカットされた傾斜したものに変えられ、後部座席は着脱可能なパネルで覆われていた。エンジンはオールトラック（日本ではGT-Four）用の3S-GTE、2.0L 直4 DOHCターボが搭載されていた。
ASCは様々なモデルのコンバーチブル架装で著名なメーカーであり、3世代に渡ってカタログモデルとしてラインナップされていた日本仕様セリカのコンバーチブルモデルの架装もトヨタより請け負っていた。そう、実はこの車たちのベースボディは一度アメリカに渡っていたのである。
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