BBR(ブロディ・ブリテン・レーシング)はBTCCで三菱スタリオンやフォードシエラRS500を走らせており、それと並行して市販車のチューニングでも名を馳せたコンストラクターだった。そんなBBRがマツダUKとタッグを組み、MX-5(日本名:ユーノス ロードスター)のディーラーオプション用ターボキットを開発した。ディーラーで簡単に後付け装着できるように設計されたターボキットは、ギャレットT25ターボチャージャーを採用し、これに適したECU「インターセプター」を組み合わせたものだった。これによりエンジン出力は150馬力、21.3kgmまで向上し、0-100km/hは6.8秒まで短縮した。BBRはこのターボキットを1200台以上販売したが、エンジントラブルが皆無という信頼性の高さを誇った。BBRは現在でもMX-5のチューニングを得意としている。

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