第17回の東京モーターショーに出展されたEX7は、レーシングカーの「トヨタ7」をベースとして開発されたコンセプトカー。将来の長距離ツーリング社会を見据えて、高速・快適・安全走行を目的とした実験車だった。風洞実験を重ねた成果を盛り込んだボディスタイルは全高1,050mmというとても低く未来的なもの。乗降性にも配慮されており、ルーフごと左右別々に電動で開閉するドアを持ち、シートもこれと連動して昇降する機構を備えていた。エンジンはトヨタ7用の4986cc V8DOHCを流用していたが、実用性を重視してターボは外され450馬力程度にデチューンされていた。

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