第28回東京モーターショーに出品された、3代目シャレードをベースとしたコンセプトカー。当時のシャレードにはクラス初の「センターデフ&ビスカスカップリング」を装備した本格的なフルタイム4WDモデルが設定されたばかりだった。4WW(「4 WHEEL DRIVE WILD」の意味)は、このパワートレーンを活用し、よりスポーティかつラフロード走行も視野に入れた仕様に仕立てられていた。エンジンは120馬力を発生する1.6Lに換装されてパワーアップ。オーバーフェンダーを与えられたことで、225/50VR16と外径の大きなタイヤを装着し、その名の通りワイルドな装いとなっていた。現代のクロスオーバーSUVモデルを先取りしたような、センスの光るコンセプトカーであった。

こちらが3代目シャレードに採用された4WDシステム。リッターカークラスながら、センターデフを備えた本格的なフルタイム4WDだった。

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