1999年の第33回東京モーターショーに参考出品された電動格納式メタルトップを持つ軽オープンコンセプトは、90年代初頭のABC(AZ-1、ビート、カプチーノ)という軽オープンスポーツ軍団に加わらなかったダイハツからのリリースだった。この時点でのコペンの綴りは軽(K)のオープン(OPEN)という意味を持つ「Kopen」であった。のちに正式デビューとなる「Copen」とデザイン面では大きな違いはないが、ホイールベースが若干短く、また前後ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを備えていた点が異なっていた。ちなみに市販版の名称である「Copen」とは「Compact Open Car」の略称であった。



 
  
  
  
  
