トヨタ MR2 TTE ターボ(2003-05 ドイツ)

トヨタ

トヨタの欧州におけるモータースポーツ拠点であるTTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)が、3代目MR2(日本名:MR-S)に向けて開発した公認のターボアップグレードモデルである。2000年に欧州導入されたZZW30型は、軽快なハンドリングを特徴とするミドシップスポーツであったが、さらなる出力を求める市場の要望に応え、TTEは2003年のエッセンモーターショーにおいて、300ユニット限定の公式ターボ・パッケージを発表した。

パワーユニットは、1.8L 直列4気筒の「1ZZ-FE」型エンジンに、ギャレット製GT25ターボチャージャーと空冷式インタークーラーを組み合わせたシステムを搭載する。最高出力は標準仕様の140馬力から184馬力へ、最大トルクは17.3kgmから26.0kgmへと強化された。このパッケージは欧州トヨタの正規ディーラーで装着され、メーカー保証が継続される「公認チューニング」として販売された。

足回りにはTTE製の30mmローダウンスプリングが採用され、パワー増強に合わせてシャシーの安定性が高められている。排気系には左右出しの専用スポーツサイレンサー(レムス社製)を装備。外装パーツやアルミホイールは個別オプションとして設定されており、これらを組み合わせるケースが多かった。ドイツの厳しいTÜV認証を取得したこの仕様は、0-100km/h加速5.9秒、最高速度は225km/hという速さを手に入れていた。

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