日産 レパード(1986-92 日本)

日産

1986年2月、トヨタ ソアラに対抗する高級パーソナルクーペとして発売されたのが2代目レパードである。先代に存在した4ドアセダンの設定を廃止し、2ドアクーペ専用モデルへと移行。直線的で洗練されたスタイリングに加え、テレビドラマでの劇中車としての起用により、当時の若年層を中心に高い支持を集めた。

パワーユニットは、当初3.0L V型6気筒DOHCの「VG30DE」型(185馬力)と、2.0L V型6気筒ターボの「VG20DET」型(155馬力)などを設定。1988年のビッグマイナーチェンジでは、エッジを丸められたモダンなボディスタイルへアップデートされ、3.0L V型6気筒セラミックターボの「VG30DET」型を搭載する「アルティマ ターボ」が追加された。このエンジンは最高出力255馬力、最大トルク35.0kgmを発生し、当時の国産車でトップレベルの動力性能を誇った。また、2.0Lターボ仕様もインタークーラーの装備により最高出力210馬力へと引き上げられた。トランスミッションは電子制御4速ATが主体だが、一部の2.0Lモデルには5速MTも用意された。

シャシー面では、超音波センサーで路面状況を検知し、ショックアブソーバーの減衰力を自動制御する「スーパーソニックサスペンション」を採用。インテリアには、グラフィックモニターを装備したインストルメントパネルや高級感のあるバケットシートを配し、ハイテクノロジーとラグジュアリーの両立を図っていた。1992年に後継のレパードJ.フェリーが登場するまで、日産のフラッグシップクーペとして独自の地位を築いたモデルである。

タイトルとURLをコピーしました