トヨタ 7 ターボ(1970)

トヨタ

トヨタがCan-Am参戦を視野に入れ開発したマシン。5.0L ツインターボは公称800馬力だが実際は1000馬力以上とも言われ、車重620kgのマシンを360km/hオーバーの世界へと導く。テスト走行中の川合稔の死により実戦投入は幻に。世界と戦う直前での無念の撤退であった。

1969年の日本Can-Am。川合稔はトヨタ7で、ジャッキー・オリバー、ピーター・レブソンなどのF1ドライバーを相手に見事優勝。これに勢いづくトヨタは本場Can-Amへの参戦を計画。川合稔の事故はその参戦車両のテスト中、しかも数日内にトヨタよりCan-Am挑戦が正式に発表されるタイミングであった。

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