パンサー ソロ2(1989-90 イギリス)

パンサー

ミドシップ+4WDの挑戦的なスポーツカーも高価が災いして売れなかった

フィアットX1/9の対抗馬として開発されていたソロはしかし、廉価大量生産のトヨタMR2の発売により方向転換を迫られる。そこで、より高級志向としたソロ2へと進化。ミドシップ+4WDターボの組み合わせのスーパースポーツとなり、2+2を実現するためにホイールベースは4インチ延長された。車体の構成はアルミハニカムフレームにカーボン製ボディワークの組み合わせ。パワーユニットはシエラRSコスワース用2.0Lターボ、204馬力を流用。スタイリングの悪さや、外装の仕立ての悪さとフォード製の部品を多く流用したチープさ、そしてロータスエスプリ以上の高額が足を引っ張り販売は低迷してしまう。生産台数は20台ほどだった。

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