ランチア デルタ ターボ 4×4 プロトタイプ(1982 イタリア)

ランチア

デルタはフィアット リトモとフロアパンを共用する高品質はコンパクトハッチバックで、当初は過激なスポーツモデルは用意されていなかった。その発端となったのは82年のトリノモーターショーで参考出品されたこのプロトタイプ。アウディ クワトロの影響を受け、デルタに4WDとターボを盛り込んだ。ベータ用の1.6LエンジンにギャレットT3ターボを組み合わせて130馬力を発生。これにトルクスプリット式のセンターデフを備えるフルタイム4WDとなっていた。この時点ではプロトタイプに留まり市販されることは無かったが、数年の間にコンセプトは熟成され、エンジンを2.0Lターボにスープアップsita
うえでデルタ HF 4WDが86年に市場投入。その後のWRC Gr.Aデルタ常勝の道へとつながる。

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