ボディサイズが3ナンバー枠に拡大され、NDE(ニッサン デザイン ヨーロッパ)の手によるワンモーションフォルムが特徴だった3代目プリメーラ。これに追加されたホットバージョンが20V(ワゴンはW20V)。外観は17インチホイールの採用以外は通常のプリメーラと変わらない。しかし心臓部には、可変バルブタイミング・リフト機構のNEO-VVLを採用したSR20VEを搭載。NAながらリッター100馬力を超える204馬力を7200rpmで発生。これに新開発の6速MTのみを組み合わせる硬派なモデルだった。しかし、このグレードの需要はそれほど多くなく、わずか2年のみで消滅してしまった。
画像ギャラリー